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紅天女の梅の里・梅の谷のモデルは?実在の場所を調査!【ガラスの仮面】

ガラスの仮面 紅天女 舞台 梅 どこ

漫画「ガラスの仮面」で最も有名な劇中劇の「紅天女」。

舞台は、梅が1年中咲き誇る場所なのですが、実はもとになった場所があるとされています。

漫画の中でも少し説明されているのですが、その中でも具体的にどの梅林なのかなどを調べてみました。

目次

ガラスの仮面「紅天女」の梅の谷・梅の里とは?

紅天女に出てくる梅の谷・梅の里というのは、主人公である紅天女・阿古耶の住んでいる場所です。

紅天女は1000年からなる梅の木の精。

そして阿古耶はその人間の姿です。

漫画の描写でわかるのは、美しい梅の木が咲き乱れ、谷、川があります。

そこにはもちろん1000からなる梅の大きな木も。

漫画を読んでいる人なら、出来ればその梅の谷までいく橋が架かっていれば完璧!と言ったところだと思います。

紅天女の里のモデルは?

漫画内では奈良の伝説がもとになっている

実際の元の物語は、山形県の松の精の物語ということですが、「ガラスの仮面」内では奈良県の伝説がもとになったことになっています。

これは単行本38巻の月影先生と一蓮先生の回想に出てきます。

突然いなくなってしまった一蓮を探すために、一蓮の姉のところを訪ねた月影先生。

そこで奈良の田舎にいたころに禁足地になっていた梅の谷によく一蓮先生が言っていたという話を聞きます。

そこには梅の木の女神がいて、そのせいで年中梅の花が咲いているという場所。

ここで紅天女という物語が作られました。

ということで、奈良県が舞台ということですね!

月ヶ瀬梅溪が舞台?

残念ながら、1年中梅が咲いているわけではなありません。

2月中旬~3月が見ごろの月ヶ瀬梅渓は1万本の梅の木があり、毎年梅まつりが行われています。

こちらは谷であり、斜面に梅が咲いているのでかなり原作に近いのではないかなと思います。

また約1300年の歴史のある「龍王の滝」もあるそうで、マヤが水の演技で龍神様を選んだことをほうふつとさせますね!

奈良県天川村の「天女の舞」とは?

奈良県の天川村というところには、川合~弥山登山道のほぼ真ん中、北西斜面に広がる斜面があります。

その場所は弥山から斜面に天女が舞い降りて、舞を舞ったと言われている場所。

まさに紅天女が降り立った場所のような感じですね。

みたらい渓谷のハイキングコースを歩いていくと、亜弓さんとマヤが水の演技を行った場所とそっくりな川。

昔は木の橋が架かっていたのでは?とおもわれる橋も架かっています。

紅天女 梅の谷のモデル 奈良の三大梅林

賀名生梅林(あのうばいりん)

奈良県の五条市にある賀名生梅林は、丘を麓から真ん中くらいまで多いつくすような約2万本の梅で有名です。

2月下旬~3月下旬には梅の花が咲き誇り、その姿はまるで雲のよう!

上から見下ろすと自分が天の上にいったような雰囲気を味わえます。

南北朝時代に都を追われた公家たちが、梅をみて詠んだという歌も残っていて、賀名生梅林の歴史を感じさせます。

その後も、約5000本の梅の木が大正12年東宮殿下御成婚記念で植えられたことをきっかけに、さらに大きな梅林へと成長したそうです。

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